

この作品の主役はあくまで、まひるなんだなぁ、と思わせる回。
きっと内容もなく、ただ、女性が風呂に入っているのを目の保養といいながら、
眺めているだけに過ぎないお話になるんだろうな。
と、思ったら、意外にも、良い話で、ちょっとした気持ちの切り替えになりました。
テコ入れ回はこうあるべき、と思わせるようなオリジナルエピソード。
ファミレスという閉鎖空間の中で展開されるギャグのオンパレードには、
毎回、楽しませてもらっているけど、たまにはこういうのもいい。
和んで、癒して、しんみりして、笑わせて…。
特に、まひるとかたなし君の橋の上での会話がとても素敵だった。
まひるの事は保護者みたいに扱っているかたなし君だけど、
男性恐怖症も手伝って、二人だけになった流れがなんともいえない。
そこに、他意はないし、心の裏に隠れている下心もない。
純粋に、人気のないところで、まひるを安心させたいという純真な思い。


いつも後ろ向きだけど、今回は前向きになれたまひる。
だけど、かたなし君の前に出てしまうと、つい、強がりと本音のどちらかが
出てしまうようです。
前向きに頑張ってきたけど、やっぱり迷惑をかけているという現実に、
泣いてしまうまひるの努力と現実の差に少しだけ感情移入してしまうんだ。
だけど、かたなし君の弁では、少しずつ治せていけたらいい、という励ましが
きいて、自分を再度見つめ直し、素直になれたまひるの進歩。
そして、お約束w。
こういった1シーンだけでも見所があったので、楽しく見させてもらったけど、
細かい所にも気を配っている脚本に、ちょっとだけ好印象。
温泉回なのに、裸姿にはさせない。
男と女で同じ車に乗らない。
こういった恋愛ものでは当たり前というか、お決まりな展開をさせない所に、
スタッフのちょっとした、この作品への愛を感じました。
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