
メイド イン SHOOT!
(少女たちの葛藤と克服、そして、終わらない友情の物語)
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前回からの続きで、硯谷戦という緊迫した展開の中、放たれるシュート。感動の幕引きとなりました。結果はともかくとして、頑張っている自分たちの輝きに気付いて、自らの可能性を引き出すことを目標に彼女たちはバスケをやってきた。その集大成とも言えるべき試合で全ての力を出しきって奮闘した姿に普通に涙が止まらないよ。

何を書こう? 本当、色々言いたいことが多すぎて、何も言えない。今まで通り、バスケを楽しむ、仲間との絆を大切にする、そして、その努力は美しいものだというテーマを一貫して最後まで描き続けた作品構成と、最後に彼女たちが残したもの得たもの築き上げたものをおさらいする一人ひとりのモノローグが味を出していて、可愛さという仮面の奥での作品の魅力を引き出せたことに本当びっくりしています。
スポ根、ロリ根(?)を軸にバスケを描いた成長モノというのは発想的には普通に見えるんだけど、絆や仲間という難しい年頃の人間関係を詳細に描き、それぞれが抱えている弱さや弱点とも言うべき点をバスケを通じて克服していく姿というのは素晴らしかった。まあ、ロリ根というからにはシリアスだけでなく、コメディ要素やちょっとエッチな場面を間に挟んで、視聴者の目を釘付けにするほどに見ていて飽きない作りになっていて毎週の楽しみでした。

って、始めから総括みたいなことを言ってしまったけれど、この最終回はその総括とも言うべき点では良い最終回だったと思う。何か大きな展開が起きるわけでもなく、何かが急激に変わることもない。変わらないからこそ、彼女たちや昴は心の中で今も笑って過ごしている。
初めての負けが最終回という意味では大きな変化かもしれないけれど、それで負けたからといって、何かが変わるわけでもなかった軽さがちょうどいい。その負けを次に活かすために、反省や作戦を立てるわけでもない(昴はきちんと分析して次の試合でアドバイスするだろうけど)。負けたけれど、頑張ったよね。そんな姿にいつまでもくよくよ落ち込んでいる彼女たちではなかった。

まあ、昴が落ち込んでいると思って、メイド服に着替えて何でもしてあげるという智花の優しさがこの『ロウきゅーぶ!』という作品を象徴していると思う。小学生がメイド服。おいしすぎる。ぐはっ!って喜ぶ展開を昴がコーチにやってきたときと同じように見せる。
でも、昴が見たいのはあくまでバスケをする彼女たち。その中でも、智花のジャンプシュートはいつでも見たい。やましい気持ちは多少はあるかも知れないけれど、それはそれ。これはこれ。葵に蹴られればそんな幻想は全てが吹っ飛ぶからいいのです。

最初はバスケをする彼女たちが羨ましくて、今自分がバスケができない状況と重ね合わせて男子バスケ部の子たちと同じ気持ちでいた。だけど、小学生女子の智花に惚れてしまった。ジャンプシュートのフォームが美しさに。(倒置法って便利やねw。本当に惚れているかもしれんけどw)
そして、いつの間にか、バスケを楽しむ彼女たちを応援したくなって、バスケの楽しさを再度実感した。勝つことだけに喜びを見出していた昴の原点回帰。勝つことは確かに楽しい。だけど、自分が戦えている。厳しい現実に向かって戦えていることが嬉しい。きっと、彼女たちは何度トロフィーをもらおうとも、何度全国制覇しようとも、女子バスケ界での宝になろうとも、自分たちを自分たちで認めて支えあっている仲間の愛しさには勝てないのだと思う。

結果よりも成果。成果を出す努力。努力をする仲間。そんなバスケをしながら喜びを感じる彼女たちの姿を見て、昴は虜になってしまった。ってか、最後まで昴が高校でバスケをしないエンドというw。安西先生、バスケよりも彼女たちのコーチがしたいです。
で、今回負けて終わるというのはとてもいいことだと思うのですよ。確かに、最後は紗季のシュートが入って、ハッピーエンドで気持ちよく勝って終わりたい。

だけど、男子との体育館を賭けた戦いで最後に放たれたシュートが入った。これが始まり。入らなければ、彼女たちのバスケは終わっていた。だから、それは彼女たちの祈りと熱意と希望と未来を託した奇跡のシュート。最終回は最後に放たれたシュートが入らなかった。これが終わり。
だけど、このシュートが入らなくても、彼女たちのバスケは終わらない。むしろ、その敗北に奮起してバスケの練習をもっとすることだろう。そんな最初の奇跡を思い出す最後のシュート。昴が原点回帰したのと同じように、彼女たちも最初の頃を思い出して、これからもそんな冷めやらぬ熱意を、バスケにぶつけていくのだろうという魅せ方が、友情もバスケも終わらない彼女たちの物語を想像して感動してしまう。

それに最後のシュートを紗季が打ったのがとても興味深かった。智花が主人公で全ては智花から始まり智花で終わるように見せているけれど、始まりは智花の実力を見た真帆が誘って、みんなを集めた展開で、それは当然、真帆つながりで智花との関係は薄い。だから、最初の頃は実力の点では智花がみんなを上回っていたからこそ、実力的に最後のシュートは智花が打ってもおかしくない。
だけど、智花は真帆に託した。優位な場所にいた真帆に回したほうが確率が上がるけれど、それで外せば智花が元いた小学校のバスケ部での二の舞になってしまう。だけど、真帆に回せば、真帆に託せば、全てが上手く収まる。それは真帆への信頼。こんな一人相撲のバスケから自分を救ってくれた真帆への信頼という成長の証。

で、今回の最後のシュートは紗季が打つ。紗季は後から智花に回せばと後悔したけれど、それは仲間が信頼できなかったんじゃなくて、自分が打っても大丈夫なくらいに自分を信じられるように成長したから。今度は仲間への信頼ではなく、成長した自分への信頼。そんなバスケの醍醐味を一から全てを教えてくれた彼女たちに感謝。
そして、そんな紗季を励まして勇気づける真帆。それは智花がしてきた一人相撲のバスケではなく、みんなで努力して練習してきたバスケのほんの一部のミス。それくらいは大したことない。むしろ、自分一人でゲームをプレイしていると考えるなんて自惚れんな、と責める真帆がいつも通りで最高でした。ゲームを仕切る紗季と人間関係を仕切る真帆の図でした。本当、この二人は見ていて面白い。だけど、終わりなんだよなー。

みんなみんな一杯連取してきて、一杯成長してきた。愛らしく健気に頑張っている、そんな彼女たちをいつまでも見ていたいと思わせるほどによくできた作品に化けたものです。もう、今から第二期を期待したいですよ。
前回からの続きで、硯谷戦という緊迫した展開の中、放たれるシュート。感動の幕引きとなりました。結果はともかくとして、頑張っている自分たちの輝きに気付いて、自らの可能性を引き出すことを目標に彼女たちはバスケをやってきた。その集大成とも言えるべき試合で全ての力を出しきって奮闘した姿に普通に涙が止まらないよ。
この作品の集大成とも言える最終回

何を書こう? 本当、色々言いたいことが多すぎて、何も言えない。今まで通り、バスケを楽しむ、仲間との絆を大切にする、そして、その努力は美しいものだというテーマを一貫して最後まで描き続けた作品構成と、最後に彼女たちが残したもの得たもの築き上げたものをおさらいする一人ひとりのモノローグが味を出していて、可愛さという仮面の奥での作品の魅力を引き出せたことに本当びっくりしています。
スポ根、ロリ根(?)を軸にバスケを描いた成長モノというのは発想的には普通に見えるんだけど、絆や仲間という難しい年頃の人間関係を詳細に描き、それぞれが抱えている弱さや弱点とも言うべき点をバスケを通じて克服していく姿というのは素晴らしかった。まあ、ロリ根というからにはシリアスだけでなく、コメディ要素やちょっとエッチな場面を間に挟んで、視聴者の目を釘付けにするほどに見ていて飽きない作りになっていて毎週の楽しみでした。

って、始めから総括みたいなことを言ってしまったけれど、この最終回はその総括とも言うべき点では良い最終回だったと思う。何か大きな展開が起きるわけでもなく、何かが急激に変わることもない。変わらないからこそ、彼女たちや昴は心の中で今も笑って過ごしている。
初めての負けが最終回という意味では大きな変化かもしれないけれど、それで負けたからといって、何かが変わるわけでもなかった軽さがちょうどいい。その負けを次に活かすために、反省や作戦を立てるわけでもない(昴はきちんと分析して次の試合でアドバイスするだろうけど)。負けたけれど、頑張ったよね。そんな姿にいつまでもくよくよ落ち込んでいる彼女たちではなかった。

まあ、昴が落ち込んでいると思って、メイド服に着替えて何でもしてあげるという智花の優しさがこの『ロウきゅーぶ!』という作品を象徴していると思う。小学生がメイド服。おいしすぎる。ぐはっ!って喜ぶ展開を昴がコーチにやってきたときと同じように見せる。
でも、昴が見たいのはあくまでバスケをする彼女たち。その中でも、智花のジャンプシュートはいつでも見たい。やましい気持ちは多少はあるかも知れないけれど、それはそれ。これはこれ。葵に蹴られればそんな幻想は全てが吹っ飛ぶからいいのです。
昴の心を変化させるくらいの彼女たちの頑張り

最初はバスケをする彼女たちが羨ましくて、今自分がバスケができない状況と重ね合わせて男子バスケ部の子たちと同じ気持ちでいた。だけど、小学生女子の智花に惚れてしまった。ジャンプシュートのフォームが美しさに。(倒置法って便利やねw。本当に惚れているかもしれんけどw)
そして、いつの間にか、バスケを楽しむ彼女たちを応援したくなって、バスケの楽しさを再度実感した。勝つことだけに喜びを見出していた昴の原点回帰。勝つことは確かに楽しい。だけど、自分が戦えている。厳しい現実に向かって戦えていることが嬉しい。きっと、彼女たちは何度トロフィーをもらおうとも、何度全国制覇しようとも、女子バスケ界での宝になろうとも、自分たちを自分たちで認めて支えあっている仲間の愛しさには勝てないのだと思う。

結果よりも成果。成果を出す努力。努力をする仲間。そんなバスケをしながら喜びを感じる彼女たちの姿を見て、昴は虜になってしまった。ってか、最後まで昴が高校でバスケをしないエンドというw。安西先生、バスケよりも彼女たちのコーチがしたいです。
で、今回負けて終わるというのはとてもいいことだと思うのですよ。確かに、最後は紗季のシュートが入って、ハッピーエンドで気持ちよく勝って終わりたい。
最初の最後のシュートと最後の最後のシュート

だけど、男子との体育館を賭けた戦いで最後に放たれたシュートが入った。これが始まり。入らなければ、彼女たちのバスケは終わっていた。だから、それは彼女たちの祈りと熱意と希望と未来を託した奇跡のシュート。最終回は最後に放たれたシュートが入らなかった。これが終わり。
だけど、このシュートが入らなくても、彼女たちのバスケは終わらない。むしろ、その敗北に奮起してバスケの練習をもっとすることだろう。そんな最初の奇跡を思い出す最後のシュート。昴が原点回帰したのと同じように、彼女たちも最初の頃を思い出して、これからもそんな冷めやらぬ熱意を、バスケにぶつけていくのだろうという魅せ方が、友情もバスケも終わらない彼女たちの物語を想像して感動してしまう。

それに最後のシュートを紗季が打ったのがとても興味深かった。智花が主人公で全ては智花から始まり智花で終わるように見せているけれど、始まりは智花の実力を見た真帆が誘って、みんなを集めた展開で、それは当然、真帆つながりで智花との関係は薄い。だから、最初の頃は実力の点では智花がみんなを上回っていたからこそ、実力的に最後のシュートは智花が打ってもおかしくない。
だけど、智花は真帆に託した。優位な場所にいた真帆に回したほうが確率が上がるけれど、それで外せば智花が元いた小学校のバスケ部での二の舞になってしまう。だけど、真帆に回せば、真帆に託せば、全てが上手く収まる。それは真帆への信頼。こんな一人相撲のバスケから自分を救ってくれた真帆への信頼という成長の証。

で、今回の最後のシュートは紗季が打つ。紗季は後から智花に回せばと後悔したけれど、それは仲間が信頼できなかったんじゃなくて、自分が打っても大丈夫なくらいに自分を信じられるように成長したから。今度は仲間への信頼ではなく、成長した自分への信頼。そんなバスケの醍醐味を一から全てを教えてくれた彼女たちに感謝。
そして、そんな紗季を励まして勇気づける真帆。それは智花がしてきた一人相撲のバスケではなく、みんなで努力して練習してきたバスケのほんの一部のミス。それくらいは大したことない。むしろ、自分一人でゲームをプレイしていると考えるなんて自惚れんな、と責める真帆がいつも通りで最高でした。ゲームを仕切る紗季と人間関係を仕切る真帆の図でした。本当、この二人は見ていて面白い。だけど、終わりなんだよなー。

みんなみんな一杯連取してきて、一杯成長してきた。愛らしく健気に頑張っている、そんな彼女たちをいつまでも見ていたいと思わせるほどによくできた作品に化けたものです。もう、今から第二期を期待したいですよ。
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