劇場版「涼宮ハルヒの消失」、皆さんはまだご覧になりましたよね。
さて、その前提で話を進めます。
ネタバレありですけど、内容はもちろん劇場版「消失」までです。
原作については一切触れません。
今回は妄想詩人の手記さんの感想についての反論を含みながら、
消失の全体考察や心情描写を中心に書きます。
作画とか演出とか、そういうのは素晴らしいの一言しか書けないのでね。
さて、その前提で話を進めます。
ネタバレありですけど、内容はもちろん劇場版「消失」までです。
原作については一切触れません。
今回は妄想詩人の手記さんの感想についての反論を含みながら、
消失の全体考察や心情描写を中心に書きます。
作画とか演出とか、そういうのは素晴らしいの一言しか書けないのでね。
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なので、「長門の恋愛感情」と「ハルヒイズム」を中心に語ってみたいと思います。
長々と書いていますので、最後まで読んでくれたら、最高に嬉しいです。
妄想詩人の手記さんの場合、長門からの感情が「恋愛感情」と思っているから、
不完全燃焼に感じたんだと思います。きっとそれだけで、他はあってる。
「消失」は長門のキョンへの「恋」という結論にする人が多かったので、
それについての反論。
まず、長門の気持ちは「恋愛」ではない気がするんだよね。
誰かに恋する気持ちではなく、人恋しい気持ちなんだろう。
本当、作中で言われていた「感情」を手に入れたで十分だと思う。
その「感情」から「恋愛」に飛躍するのには、ちょっと行き過ぎだと思うんだ。
で、その感情は人から愛を受け、人を愛すという気持ち。
「愛」というと大袈裟かもしれない。好きという気持ちに変わりないけど、
それがどういう好きなのか、生まれてきた感情を的確に表現しにくい。
「愛」という言葉も、ギリシャ語では4種類にわけられて、
「エロス」の肉体的愛、つまり恋愛的感情。
「ストルゲー」の従う愛。つまりは家族愛や師弟愛。
「フィーリア」の友情愛。友情。「走れメロス」とかきっとここ。
「アガペー」の無私の愛。無条件に与える愛。見返しを求めない愛。
と、なるんですよ。
で、長門に関する感情を表現すると恋愛的感情の「エロス」ではなく、
まずは「フィーリア」や「アガペー」に近い感情になるのだと思う。
でも、「アガペー」は愛の究極形態といってはなんですが、報いを求めない
無償の愛なので、いきなり感情を取得した長門には、
そういった愛は生まれないと予想されます。
なので、「フィーリア」が正しいのかなぁ、と。
それに、新しい世界では、恋愛が成立していないように思えるんだ。
現実で谷口の恋人が出来るというのも納得いかないがw、その世界のせいで、
谷口はいつも通り彼女がいなくなってしまったしね。
古泉も、言葉でハルヒのことを「好き」とは言っているけど、
このペテン師の言葉はあてにならない。
「(彼女の性格は大変魅力的だと思いますが、私みたいな人間がが恋人になって
しまうなんておこがましいという意味で)好き」と曖昧な言葉で濁すんだw。
この世界では、ハルヒだけがキョンに対して恋愛感情を持っていると、
考えて良いです。それ以外は友情に近い愛情です。
だからこそ、この作品の愛情表現の多さが引き立つんですよね。
とまあ、新しい世界での恋愛というものは存在するかは抜きにして、まずは友情。
知人ではなく、友として、どういう風に自分は思われているのか。
また、友として、一緒に認め合っている仲なのか不安に思ったんじゃないでしょうか。
みくるちゃんから、苦手とされ、古泉からは建前上の付き合い。
ハルヒは監視対象なのだとして、特別に意識しないキョンという存在がいて
長門風に言えば、エラーやバグの蓄積、感情の芽生えになった。
朝倉はバックアップで、同じ有機生命体なので、それほど人間の感情はわからない。
だからこそ、SOS団5人で過ごした季節がとても居心地いいものと感じた。
その中でも、真摯に大切にしてくれたキョンへの情の表れ。
喜怒哀楽といった感情も含めて、キョンという普通の人間から頼りにされるということ
への、ちょっとした優越感や友情というものを感じ始めた。
コンピ研の彼らは長門の性格を気に入ったのでなくて、才能を欲しがった。
それは友情とは呼べなくて、まあ、それが一助になったのは言うまでもない。
だけど、それは永遠に続くものではない。
それに、段々と過ごすうちに、自分の能力に頼っているだけなのか、
それとも、長門個人として、好かれているのか不安になった。
ただ、それだけのこと。
セカイがどうなろうと関係なく暴走してしまった。
自分の気持ちに嘘はつけずに、ただ、感情のままに動いた。
能力のなくなった自分に対して、頼ってくれるかどうか。
だけど、自信が持てなかった。
はたして、彼がそういう現状に満足出来なかったとしたら…。
だから、自分を暴露した思い出となるきっかけになった最初の書籍には
気づいてくれるだろうと思って、救いを残した。
自分との関係や思い出はそこまで希薄ではないだろう、と思って…。
期待通り、その本から、しおりを見つけ出してくれた。
でも、彼は意に反して、今の非日常を選んだ。
「鍵をそろえよ」と命題を出したのは、今のSOS団と、世界が変わったSOS団。
どちらがいいか。どちらの自分たちを選んでくれるのか。
本当は、感情をあらわにできている自分を選んで欲しい。
頼ってくれるのは、信じてくれるのは、自分に対しての友情を持っているから…。
そう、信じたい。
だからこそ、期限を短くした。
そして、課題を難しくした。谷口のきっかけだけでキョンが急ぐように。
本当は間に合わなくなればいい、と。
でも、ハルヒの力添えもあって、鍵がそろってしまった。
今度は選択させるしかない。だからこそ、何も知らない仲間という友情が
欲しかった長門の手は震えて、キョンから入部届を受け取った。
あくまで、自分は仲間ではなかったんだと、そう思えて。
だけど、キョンの想いは違っていた。
長門が嫌いなんかじゃない。好きなんだけど、その想いを形にして残せない。
気持ちには十分答えているように思えていた。
だけど、それが間違っていたんだな。長門には、自分が思っている程、
伝わっていなかった。キョンは心の中で完結することが多いから。
そのために、キョンと初めて一緒に図書館にいったときに、作ってくれた
図書館の貸出カード。それがキョンとの思い出で形に残っているプレゼント。
それだけは忘れられなくて、それが嬉しくて、もっと欲しいと願ってしまう。
だけど、彼はモノに固執せず、言葉にして残してくれた。大切な仲間なんだと。
長門がいなくなったら、自分の権利を使って、自分の時間をフルに使って、
探しだすくらいに、既に愛しい存在なんだと。そんな存在の大きさを教えてくれた。
このクライマックスシーンでの長門の泣きたい表情とちょっとした嬉しい感情が
入り交じった感じの表情がとても印象的だった上手い魅せ方でした。
色々と不整合が起きているとか、タイムパラドックスが起きているとか、
伏線だけ残して、何も解明しないまま、もやもや感で終わってしまったとか、
そういう意見も多かったので、画面から感じ取れる反論をさせてもらいます。
えーとね、最後の部分はわかりにくかったと思うので、
詳細には書きませんが、朝倉涼子がキョンを刺したのは何故かというと、
長門のバックアップだったからですね。
世界の改変途中に自分を脅かすものがいるとしたら、
それを排除しろという指令が入っていたのかも知れません。
これは長門がこの時に不安な気持ちでもあったからで、感情という名のエラーが、
組織の中に組み込まれているからで、自分の身を最優先した結果だと思います。
だから、長門に危険が迫ったら、バックアップの朝倉が飛んでくる。
まあ、そういう意味では、キョンが最初に朝倉を見たときに、不審に思ったのは、
正解なのかも知れませんね。
そして、止めに入ったのは、長門。このときは、キョンが後になって連れてきた
長門です。病院の屋上で説得し、必要性を自分で理解し、エラーが排除された
長門なんですよね。
つまりは未来の長門の中で、病院の屋上でのキョンからの愛情を感じ取り、
それを行動にして実践した長門です。彼女にエラーはもうない。
これは後になって、キョンが長門か朝比奈さんに頼んで、助けに行くという
課題が残ったままですが、夏休みの宿題と同様、面倒くさいことは、
後回しにする彼のことですから、そんなに気にすることはありませんw。
それと、朝比奈さん(小)と朝比奈さん(大)が一緒にいる姿。
タイムパラドックスだと思う方もいるかもしれませんが、これはキョンが虚ろに
なっているときに、刺された時に朝比奈さん(大)の声を聞きます。
そして、階段から落ちて、意識が遠のいていくときの朝比奈さん(小)の声と、
混ざり合って、現実に二人いるかのように聞こえてしまったんですね。
これは古泉の後日談で朝比奈さん(小)のことが語られていますから裏が取れてる。
で、階段から突き落としたスカートの子は、もうおわかりですね。
これも長門です。異次元な世界に入った2,3日の間に起こった出来事と、
重なるように、気持ちが落ち着いた長門が時間軸を正しくするために起こしたこと。
だから、それほど、伏線を残したり、謎が解消されなかったことはないんですよ。
一応は「消失」で、一連の出来事や映画として、きちんと完結されています。
あと、プレゼントの図書館貸出カードのことですが、スタッフロール後の
ラストのワンシーンで、男の子が女の子の貸出カードを作ってあげるシーンが
ありました。それを見つめる長門。
これは病院での話のあとの後日談として理解するのが道理にあっている気がする。
このシーンの意味って、キョンが長門のために作ってくれた思い出とリンクして、
ちょっと微笑ましい気持ちになったんだと思います。
で、無感情で無表情の長門が少し我慢しようと思っていたけど、
こらえきれずに、思い出して、嬉しさを表情に出してしまうことが恥ずかしくて、
口元を本で隠す所がなんとも、かわいらしいと感じましたよ。
私は大のハルヒ好きなので、ハルヒについて話したいと思います。
長門よりもみくるちゃんよりも誰よりもハルヒを愛でていますのでw。
なぜ、ハルヒが好きかって?
決まっているじゃないか。面白いからです!
奇抜なことが大好きで、何事も行動に起こさないと気が済まない。
キョンと同じようで逆ですね。キョンは言葉は早いが、後回し主義ですのでね。
(まあ、面倒を全ておしつけられるというのもあるでしょうが)
なんかね。ハルヒを見ていると、元気がわいてくるんだよね。
Tシャツになって、北高に入り込むシーンなんてワクワクしたわ。
キョンだけが走りまわって、奮闘して悶絶しているのに対して、
前向きで、何かを楽しむのが大好きというのは日常の活力を与えてくれますし、
今回もハルヒの力で打開したものですからね。キョンと二人一組って感じです。
で、そのハルヒですが、長門の世界改変により、普通の人の能力しかなくなった
わけだけど、それでも、心はいつでも、新鮮に感じる出来事が起きないか
待っていて、日常に満足出きていないんですよね。
で、キョンの予想とは違って、SOS団は作っていなくて、古泉とは何も進展しない
話をするだけの毎日を送っているんだろう。だからこそ、毎日がつまらない。
部を作るというのはキョンの発案に近いから、何か楽しいことを起こせなかった。
だけど、今回もやっぱり、キョンの力を得て、新しい世界でSOS団を作った。
それこそ、同じ北高でもなく、見も知らない仲間で新しいことを初めようという
ウキウキ感だけで一杯で。それだけの行動力は見習いたいと思う。
まあ、「世界を大いに盛り上げるための」ジョン・スミスと教えたのは、
キョンだから、それを採用したハルヒから教えてもらったのはキョンだという、
スパイラル的な疑問はちょっと残るかもねw。でも、面白い。
で、結果的にはキョンは長門が作った日常的な毎日よりも、
ハルヒイズムに則った非日常を体験する面白さ。
それがハルヒを選んだ理由でもあり、仲間として過ごしてきたSOS団団員に、
愛情を感じているんだろうねぇ。団員その一として…。
なので、「長門の恋愛感情」と「ハルヒイズム」を中心に語ってみたいと思います。
長々と書いていますので、最後まで読んでくれたら、最高に嬉しいです。
妄想詩人の手記さんの場合、長門からの感情が「恋愛感情」と思っているから、
不完全燃焼に感じたんだと思います。きっとそれだけで、他はあってる。
恋愛感情とフィーリア
「消失」は長門のキョンへの「恋」という結論にする人が多かったので、
それについての反論。
まず、長門の気持ちは「恋愛」ではない気がするんだよね。
誰かに恋する気持ちではなく、人恋しい気持ちなんだろう。
本当、作中で言われていた「感情」を手に入れたで十分だと思う。
その「感情」から「恋愛」に飛躍するのには、ちょっと行き過ぎだと思うんだ。
で、その感情は人から愛を受け、人を愛すという気持ち。
「愛」というと大袈裟かもしれない。好きという気持ちに変わりないけど、
それがどういう好きなのか、生まれてきた感情を的確に表現しにくい。
「愛」という言葉も、ギリシャ語では4種類にわけられて、
「エロス」の肉体的愛、つまり恋愛的感情。
「ストルゲー」の従う愛。つまりは家族愛や師弟愛。
「フィーリア」の友情愛。友情。「走れメロス」とかきっとここ。
「アガペー」の無私の愛。無条件に与える愛。見返しを求めない愛。
と、なるんですよ。
で、長門に関する感情を表現すると恋愛的感情の「エロス」ではなく、
まずは「フィーリア」や「アガペー」に近い感情になるのだと思う。
でも、「アガペー」は愛の究極形態といってはなんですが、報いを求めない
無償の愛なので、いきなり感情を取得した長門には、
そういった愛は生まれないと予想されます。
なので、「フィーリア」が正しいのかなぁ、と。
それに、新しい世界では、恋愛が成立していないように思えるんだ。
現実で谷口の恋人が出来るというのも納得いかないがw、その世界のせいで、
谷口はいつも通り彼女がいなくなってしまったしね。
古泉も、言葉でハルヒのことを「好き」とは言っているけど、
このペテン師の言葉はあてにならない。
「(彼女の性格は大変魅力的だと思いますが、私みたいな人間がが恋人になって
しまうなんておこがましいという意味で)好き」と曖昧な言葉で濁すんだw。
この世界では、ハルヒだけがキョンに対して恋愛感情を持っていると、
考えて良いです。それ以外は友情に近い愛情です。
だからこそ、この作品の愛情表現の多さが引き立つんですよね。
長門からキョンへの友情
とまあ、新しい世界での恋愛というものは存在するかは抜きにして、まずは友情。
知人ではなく、友として、どういう風に自分は思われているのか。
また、友として、一緒に認め合っている仲なのか不安に思ったんじゃないでしょうか。
みくるちゃんから、苦手とされ、古泉からは建前上の付き合い。
ハルヒは監視対象なのだとして、特別に意識しないキョンという存在がいて
長門風に言えば、エラーやバグの蓄積、感情の芽生えになった。
朝倉はバックアップで、同じ有機生命体なので、それほど人間の感情はわからない。
だからこそ、SOS団5人で過ごした季節がとても居心地いいものと感じた。
その中でも、真摯に大切にしてくれたキョンへの情の表れ。
喜怒哀楽といった感情も含めて、キョンという普通の人間から頼りにされるということ
への、ちょっとした優越感や友情というものを感じ始めた。
コンピ研の彼らは長門の性格を気に入ったのでなくて、才能を欲しがった。
それは友情とは呼べなくて、まあ、それが一助になったのは言うまでもない。
だけど、それは永遠に続くものではない。
それに、段々と過ごすうちに、自分の能力に頼っているだけなのか、
それとも、長門個人として、好かれているのか不安になった。
ただ、それだけのこと。
セカイがどうなろうと関係なく暴走してしまった。
自分の気持ちに嘘はつけずに、ただ、感情のままに動いた。
能力のなくなった自分に対して、頼ってくれるかどうか。
だけど、自信が持てなかった。
はたして、彼がそういう現状に満足出来なかったとしたら…。
だから、自分を暴露した思い出となるきっかけになった最初の書籍には
気づいてくれるだろうと思って、救いを残した。
自分との関係や思い出はそこまで希薄ではないだろう、と思って…。
期待通り、その本から、しおりを見つけ出してくれた。
でも、彼は意に反して、今の非日常を選んだ。
「鍵をそろえよ」と命題を出したのは、今のSOS団と、世界が変わったSOS団。
どちらがいいか。どちらの自分たちを選んでくれるのか。
本当は、感情をあらわにできている自分を選んで欲しい。
頼ってくれるのは、信じてくれるのは、自分に対しての友情を持っているから…。
そう、信じたい。
だからこそ、期限を短くした。
そして、課題を難しくした。谷口のきっかけだけでキョンが急ぐように。
本当は間に合わなくなればいい、と。
でも、ハルヒの力添えもあって、鍵がそろってしまった。
今度は選択させるしかない。だからこそ、何も知らない仲間という友情が
欲しかった長門の手は震えて、キョンから入部届を受け取った。
あくまで、自分は仲間ではなかったんだと、そう思えて。
だけど、キョンの想いは違っていた。
長門が嫌いなんかじゃない。好きなんだけど、その想いを形にして残せない。
気持ちには十分答えているように思えていた。
だけど、それが間違っていたんだな。長門には、自分が思っている程、
伝わっていなかった。キョンは心の中で完結することが多いから。
そのために、キョンと初めて一緒に図書館にいったときに、作ってくれた
図書館の貸出カード。それがキョンとの思い出で形に残っているプレゼント。
それだけは忘れられなくて、それが嬉しくて、もっと欲しいと願ってしまう。
だけど、彼はモノに固執せず、言葉にして残してくれた。大切な仲間なんだと。
長門がいなくなったら、自分の権利を使って、自分の時間をフルに使って、
探しだすくらいに、既に愛しい存在なんだと。そんな存在の大きさを教えてくれた。
このクライマックスシーンでの長門の泣きたい表情とちょっとした嬉しい感情が
入り交じった感じの表情がとても印象的だった上手い魅せ方でした。
クライマックスシーンでの整合
色々と不整合が起きているとか、タイムパラドックスが起きているとか、
伏線だけ残して、何も解明しないまま、もやもや感で終わってしまったとか、
そういう意見も多かったので、画面から感じ取れる反論をさせてもらいます。
えーとね、最後の部分はわかりにくかったと思うので、
詳細には書きませんが、朝倉涼子がキョンを刺したのは何故かというと、
長門のバックアップだったからですね。
世界の改変途中に自分を脅かすものがいるとしたら、
それを排除しろという指令が入っていたのかも知れません。
これは長門がこの時に不安な気持ちでもあったからで、感情という名のエラーが、
組織の中に組み込まれているからで、自分の身を最優先した結果だと思います。
だから、長門に危険が迫ったら、バックアップの朝倉が飛んでくる。
まあ、そういう意味では、キョンが最初に朝倉を見たときに、不審に思ったのは、
正解なのかも知れませんね。
そして、止めに入ったのは、長門。このときは、キョンが後になって連れてきた
長門です。病院の屋上で説得し、必要性を自分で理解し、エラーが排除された
長門なんですよね。
つまりは未来の長門の中で、病院の屋上でのキョンからの愛情を感じ取り、
それを行動にして実践した長門です。彼女にエラーはもうない。
これは後になって、キョンが長門か朝比奈さんに頼んで、助けに行くという
課題が残ったままですが、夏休みの宿題と同様、面倒くさいことは、
後回しにする彼のことですから、そんなに気にすることはありませんw。
それと、朝比奈さん(小)と朝比奈さん(大)が一緒にいる姿。
タイムパラドックスだと思う方もいるかもしれませんが、これはキョンが虚ろに
なっているときに、刺された時に朝比奈さん(大)の声を聞きます。
そして、階段から落ちて、意識が遠のいていくときの朝比奈さん(小)の声と、
混ざり合って、現実に二人いるかのように聞こえてしまったんですね。
これは古泉の後日談で朝比奈さん(小)のことが語られていますから裏が取れてる。
で、階段から突き落としたスカートの子は、もうおわかりですね。
これも長門です。異次元な世界に入った2,3日の間に起こった出来事と、
重なるように、気持ちが落ち着いた長門が時間軸を正しくするために起こしたこと。
だから、それほど、伏線を残したり、謎が解消されなかったことはないんですよ。
一応は「消失」で、一連の出来事や映画として、きちんと完結されています。
あと、プレゼントの図書館貸出カードのことですが、スタッフロール後の
ラストのワンシーンで、男の子が女の子の貸出カードを作ってあげるシーンが
ありました。それを見つめる長門。
これは病院での話のあとの後日談として理解するのが道理にあっている気がする。
このシーンの意味って、キョンが長門のために作ってくれた思い出とリンクして、
ちょっと微笑ましい気持ちになったんだと思います。
で、無感情で無表情の長門が少し我慢しようと思っていたけど、
こらえきれずに、思い出して、嬉しさを表情に出してしまうことが恥ずかしくて、
口元を本で隠す所がなんとも、かわいらしいと感じましたよ。
ハルヒイズム(日常的な非日常)
私は大のハルヒ好きなので、ハルヒについて話したいと思います。
長門よりもみくるちゃんよりも誰よりもハルヒを愛でていますのでw。
なぜ、ハルヒが好きかって?
決まっているじゃないか。面白いからです!
奇抜なことが大好きで、何事も行動に起こさないと気が済まない。
キョンと同じようで逆ですね。キョンは言葉は早いが、後回し主義ですのでね。
(まあ、面倒を全ておしつけられるというのもあるでしょうが)
なんかね。ハルヒを見ていると、元気がわいてくるんだよね。
Tシャツになって、北高に入り込むシーンなんてワクワクしたわ。
キョンだけが走りまわって、奮闘して悶絶しているのに対して、
前向きで、何かを楽しむのが大好きというのは日常の活力を与えてくれますし、
今回もハルヒの力で打開したものですからね。キョンと二人一組って感じです。
で、そのハルヒですが、長門の世界改変により、普通の人の能力しかなくなった
わけだけど、それでも、心はいつでも、新鮮に感じる出来事が起きないか
待っていて、日常に満足出きていないんですよね。
で、キョンの予想とは違って、SOS団は作っていなくて、古泉とは何も進展しない
話をするだけの毎日を送っているんだろう。だからこそ、毎日がつまらない。
部を作るというのはキョンの発案に近いから、何か楽しいことを起こせなかった。
だけど、今回もやっぱり、キョンの力を得て、新しい世界でSOS団を作った。
それこそ、同じ北高でもなく、見も知らない仲間で新しいことを初めようという
ウキウキ感だけで一杯で。それだけの行動力は見習いたいと思う。
まあ、「世界を大いに盛り上げるための」ジョン・スミスと教えたのは、
キョンだから、それを採用したハルヒから教えてもらったのはキョンだという、
スパイラル的な疑問はちょっと残るかもねw。でも、面白い。
で、結果的にはキョンは長門が作った日常的な毎日よりも、
ハルヒイズムに則った非日常を体験する面白さ。
それがハルヒを選んだ理由でもあり、仲間として過ごしてきたSOS団団員に、
愛情を感じているんだろうねぇ。団員その一として…。








