
強欲は身を滅ぼす。だけど、時に人はお金を求めると、いつしか、それだけしか目がいかなくなってしまう危険性。
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これは面白い。一人のプレイヤーが一つの企業体として運営するということだったのか。起業と企業。企業と企業のつながり。それは株の持ち合いでもあり、連鎖倒産を誘発する危険もあるほどの賭け。でも、賭けではあるけど、投資なんだよね。ここの違いは出来るだけ誤解して欲しくない。

この世界に入るということは未来を担保(資本金)として起業するということ。これは前回までの流れでようやく理解できた。で、その一企業は何をするべきか、というと、戦うことなんですよね。これは現実世界でも同じ。独禁法でほぼ独占状態の市場というのはない。まあ、ある程度の信頼を得て独占状態になっていこともあるけどね。
必ず、ライバル企業というのは存在する。消費者が金を出しまくって、企業を儲けさせることは出来る。だけど、それは有限だ。ある商品を消費者が欲しいと感じたときに、どの企業とどの企業かで比べて、二つとも買うような人はいないでしょう。まあ、稀有な人がいて二つ欲しければ別だけどね。きっと、一つに絞るはず。
そうなると、どちらかの企業にお金が入り、選ばれなかった方の企業はお金が入らない。そうなると、いずれは選ばれなかった企業は、商品で他社に負けているので、なんとか盛り返そうとする。また、新商品を出して、ライバル企業へとバトルを挑む。それに何度も敗れ、資本がなくなれば終わり。そうして、市場は活性化していく。

起業する企業があれば、倒産する企業もある。誰もが幸せにはなれない。誰かから奪って、お金を得るということは理解しなければならない。奪われた方は、まずは問題点の洗い出し。反省点からの企業努力が求められ、それを怠らないようにすることで、自らを保つ。
しかし、この金融街では一つのバトルが優劣を生み、ゼロサムゲームとなっている。破産か利益か。その選択がバトルの緊張感を生み出す。一発勝負なので、勝ち残った方も慢心してはいけない。勝ち続ける。つまりは、企業体として存続する必要があるわけなんですよね。そこがかなりリアルだった。

リアルといえば、バトル中の株式公開→売買の流れがしびれたなぁ。これ考えた人、天才でしょう。まあ、いわば、賭けみたいに見えるかも知れないけど、企業価値を高めるために、株式を上場し資金を得る方法がある。まあ、その企業に魅力がなければ、株式を買う人はいないだろう。
そこで、三國が株式を買ったということは、公麿が資金を新株発行して一時的資金を得たということになる。三國からすれば、その株式も価値が下がれば損をすることになる。しかし、その株式が上がれば得をする。これは何の見返りも求めない企業としての投資。将来性を見据えた純投資ということになるだろう。勝った負けたという丁半博打に金をつぎ込むわけではないということは理解してくれると嬉しい。

次に株式持ち合いによる組織としての企業集合体の在り方。起業してすぐ大手の起業の傘下に入ることはないと思うけど、ある程度、事業が成功してくると、大企業が目をつけて、吸収案や買収案みたいな形でふくらませようとしてくる。これは大企業はさらに大企業としての組織を作ることで、安定性と安全性を求めることが出来る。
そう簡単につぶれない会社の子会社になれれば、それはある程度の安心感を得られるので、傘下(今回で言えば、三國の下につく)に入るメリットはたくさんある。だけど、大きく儲けることは出来ない。連結子会社になるなら、大部分は上にとられる。そのため、起業家は一人での運営にこだわる。それだけの利益を出せるなら、大儲けの機会は逃したくない。
そういう意味での先生の選択は間違いだったのかもしれない。別に大儲けを狙っているような人ではなく、安定的な暮らしをただ願っていたのだから、その時に、欲を出してしまったことが問題なのでしょうね。まあ、これは先生が負けてしまったからで、勝ち続ける自信があれば傘下に入ると利益分が勿体無いだろう。

そして、今回出てきた勝ち方と負け方。バトルの中でもお金が飛び交うけど、あれって、資産の奪い合いみたいなもので、資産が減って破産して終わるものだと思っていました。どうやら、それは違ったようで、負け方によっては、今回の先生のように債務超過に陥って、借金を背負う。
で、その借金というのは現実世界ではお金ではなく、彼が持っている資産ということなんですね。子宝とはよくいいますが、子供は親の資産とはよくいったもので、子供を作ることで、その子どもが成長し稼ぐようになって、子供からの介護や支援を受けることができる。それは老後の安心感。
だから、三國が出した5,000万の株式買取効果では、子供だけで助かった。もし、それ以上に債務超過になっていたら、本人も、もしかしたら、奥さんもいなくなって(自殺)しまったかもしれない恐怖。

でも、三國はそういうバトルはせずに、微妙な差で勝つ。そうすれば、相手も負債を抱えずに、現実世界での影響も小さい。老い先短いかもしれない人生で、そこまで追い詰めないようにする優しさが垣間見えました。だけど、1%差というギリギリの勝利にする”読み”の深さに才能を感じました。
そういう意味では絶望を見せながらも、希望も見せた今回。ちょっと楽しくなってきましたよ。本当、この作品は見所が多くて、感情面で語ることはないけれど、経済面での勉強になるアニメとして貴重な存在になりそうです。ノイタミナはこういうアニメを量産することが本来の目的な気がする。
これは面白い。一人のプレイヤーが一つの企業体として運営するということだったのか。起業と企業。企業と企業のつながり。それは株の持ち合いでもあり、連鎖倒産を誘発する危険もあるほどの賭け。でも、賭けではあるけど、投資なんだよね。ここの違いは出来るだけ誤解して欲しくない。
起業から企業へ

この世界に入るということは未来を担保(資本金)として起業するということ。これは前回までの流れでようやく理解できた。で、その一企業は何をするべきか、というと、戦うことなんですよね。これは現実世界でも同じ。独禁法でほぼ独占状態の市場というのはない。まあ、ある程度の信頼を得て独占状態になっていこともあるけどね。
必ず、ライバル企業というのは存在する。消費者が金を出しまくって、企業を儲けさせることは出来る。だけど、それは有限だ。ある商品を消費者が欲しいと感じたときに、どの企業とどの企業かで比べて、二つとも買うような人はいないでしょう。まあ、稀有な人がいて二つ欲しければ別だけどね。きっと、一つに絞るはず。
そうなると、どちらかの企業にお金が入り、選ばれなかった方の企業はお金が入らない。そうなると、いずれは選ばれなかった企業は、商品で他社に負けているので、なんとか盛り返そうとする。また、新商品を出して、ライバル企業へとバトルを挑む。それに何度も敗れ、資本がなくなれば終わり。そうして、市場は活性化していく。

起業する企業があれば、倒産する企業もある。誰もが幸せにはなれない。誰かから奪って、お金を得るということは理解しなければならない。奪われた方は、まずは問題点の洗い出し。反省点からの企業努力が求められ、それを怠らないようにすることで、自らを保つ。
しかし、この金融街では一つのバトルが優劣を生み、ゼロサムゲームとなっている。破産か利益か。その選択がバトルの緊張感を生み出す。一発勝負なので、勝ち残った方も慢心してはいけない。勝ち続ける。つまりは、企業体として存続する必要があるわけなんですよね。そこがかなりリアルだった。

リアルといえば、バトル中の株式公開→売買の流れがしびれたなぁ。これ考えた人、天才でしょう。まあ、いわば、賭けみたいに見えるかも知れないけど、企業価値を高めるために、株式を上場し資金を得る方法がある。まあ、その企業に魅力がなければ、株式を買う人はいないだろう。
そこで、三國が株式を買ったということは、公麿が資金を新株発行して一時的資金を得たということになる。三國からすれば、その株式も価値が下がれば損をすることになる。しかし、その株式が上がれば得をする。これは何の見返りも求めない企業としての投資。将来性を見据えた純投資ということになるだろう。勝った負けたという丁半博打に金をつぎ込むわけではないということは理解してくれると嬉しい。
組織としての連結企業

次に株式持ち合いによる組織としての企業集合体の在り方。起業してすぐ大手の起業の傘下に入ることはないと思うけど、ある程度、事業が成功してくると、大企業が目をつけて、吸収案や買収案みたいな形でふくらませようとしてくる。これは大企業はさらに大企業としての組織を作ることで、安定性と安全性を求めることが出来る。
そう簡単につぶれない会社の子会社になれれば、それはある程度の安心感を得られるので、傘下(今回で言えば、三國の下につく)に入るメリットはたくさんある。だけど、大きく儲けることは出来ない。連結子会社になるなら、大部分は上にとられる。そのため、起業家は一人での運営にこだわる。それだけの利益を出せるなら、大儲けの機会は逃したくない。
そういう意味での先生の選択は間違いだったのかもしれない。別に大儲けを狙っているような人ではなく、安定的な暮らしをただ願っていたのだから、その時に、欲を出してしまったことが問題なのでしょうね。まあ、これは先生が負けてしまったからで、勝ち続ける自信があれば傘下に入ると利益分が勿体無いだろう。
ただ、単に勝てばいいわけでもない面白みと残酷さ

そして、今回出てきた勝ち方と負け方。バトルの中でもお金が飛び交うけど、あれって、資産の奪い合いみたいなもので、資産が減って破産して終わるものだと思っていました。どうやら、それは違ったようで、負け方によっては、今回の先生のように債務超過に陥って、借金を背負う。
で、その借金というのは現実世界ではお金ではなく、彼が持っている資産ということなんですね。子宝とはよくいいますが、子供は親の資産とはよくいったもので、子供を作ることで、その子どもが成長し稼ぐようになって、子供からの介護や支援を受けることができる。それは老後の安心感。
だから、三國が出した5,000万の株式買取効果では、子供だけで助かった。もし、それ以上に債務超過になっていたら、本人も、もしかしたら、奥さんもいなくなって(自殺)しまったかもしれない恐怖。

でも、三國はそういうバトルはせずに、微妙な差で勝つ。そうすれば、相手も負債を抱えずに、現実世界での影響も小さい。老い先短いかもしれない人生で、そこまで追い詰めないようにする優しさが垣間見えました。だけど、1%差というギリギリの勝利にする”読み”の深さに才能を感じました。
そういう意味では絶望を見せながらも、希望も見せた今回。ちょっと楽しくなってきましたよ。本当、この作品は見所が多くて、感情面で語ることはないけれど、経済面での勉強になるアニメとして貴重な存在になりそうです。ノイタミナはこういうアニメを量産することが本来の目的な気がする。


























